安全はお金じゃ買えない!でも鍵なら買えます

水と安全がタダだったのは、もう何十年も前の話だ。公共の蛇口だってハンドルが外されている時代である。さすがに公園の蛇口が外されているのを見たときは頭に来て事務局にクレームを入れたけれど、近所のホームレスがそこで体を洗ったり水を大量に持ち帰ったりするので、防犯上と衛生上の問題もありやむを得なかったそうだ。安全だって今ではお金がかかる。今では私が住む市の全ての小学校に防犯カメラが設置されている。門だって常に閉まっている状態だ。昔の学校はいつでも門が開放されて、誰でも入ることができたのに、今では母校を訪れるのも不審な目で見られてしまうほどだ。だけどそうなってしまうのも悲しいけれど仕方ない。今の世の中は物騒なのだから。

我が家も一戸建てを購入したばかりだ。中古で購入したのだが、よく今まで空き巣被害に遭わなかったと不思議に思うくらい、防犯面では手薄だった。鍵もシリンダー錠一つにダミーの鍵が一つしかないし、窓ガラスは普通の一枚ガラスで防犯フィルムなども貼っていないし、トイレや風呂の格子だってネジが壊れかかっていた。おまけに家の外周はすべて芝生なので侵入者がいても足音がしないだろう。今まではたまたま運がよかっただけで、前の持ち主がずっと住んでいたらきっとそう遠くない未来に空き巣被害に遭っていただろう。私たちは入居してすぐ、それらの対策をした。安全はお金じゃ買えない。でも鍵やその他の防犯グッズならお金で買えるのだ。