ついこの間の話、今住んでいる賃貸アパートの鍵を交換するということがありました。普通、賃貸アパートは入居する際に鍵の交換がスタンダードプランとして組み込まれていることが多いものですので、わざわざ自分の判断だけで交換する必要はないものです。ですが、それでも鍵を交換する必要がありました。そのわけとは、必ず鍵を交換しなければならない重大な理由があったからです。

その重大な理由とはどのようなものであったのかというと、実はアパートの管理会社が私がこのアパートに入居する際に鍵の交換を行っていなかったという理由です。これは本当に管理会社の怠慢であると憤慨しています。しかし、どれだけ憤慨していたとしても以前の入居者と同じ鍵であるというリスクは自分自身で防がなければなりませんので、渋々と鍵の交換の段取りをすることになりました。

一応、退去時にはマスターキーを管理会社に返却することがルールになっていますので、前の入居者がこの部屋のマスターキーを持っていることはありません。でも、鍵は複製して合鍵というものを作ることができますので、１００パーセント前の入居者がこの部屋に入ってくる可能性が無いとは断言できない状況でした。そのため、万が一のことを考えて、鍵を交換したのです。少し考えすぎだしリスク対策を行いすぎだと思われてしまうかもしれません。ですが、やはり自分の身は自分で守るものですから、ここまでやっておかないといけないでしょう。

賃貸アパートの鍵といえども、その交換にかかった費用は比較的高く１万５千円を超えてしまうような額でしたから、一人暮らしの私にとってはかなり懐が痛くなる出費となってしまいました。いつまで住むかわからないアパートなのに鍵の交換まで自費で行わなければならないのかと考えると、少しこの出費に対して憤りを感じてしまいましたが、その気持ちを抑えてでも自室の安全を守ることが大切だと思います。